タワー

2017年
延床面積:517.99㎡
プロポーザル優秀者
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 新たなシンボルタワーの提案。花壇・人・歴史を「つなぐ」をキーワードに庭園の通路動線をスロープによってタワーへと導き、人の集まりが生まれ、旧タワーのデザインも残しつつシンボル性を強調した円形の案としました。タワーのトップにある花びらは、花の公園ということもあり、リアルな花の形状ではなく、識別できる程度にシンプル化したものとし、葉に見立てた階段・手すりそして、根本には球根にみたてたドームを設けています。  スロープは展望台まで、周りながら移動することで変わりゆく景観を楽しみながら、高さ3.6mの第1展望台までを1/15勾配で登れるように計画しています。またスロープの登り始めはトンネルとなっており、トンネル内は展示スペースとして利用し、光を利用するなど好奇心をくすぐる演出としています。